うん。

2004年10月19日
色々と、終わりが近いのかもしれない。

長生きしすぎたのかもな。

死ぬ前に死んでやろうかとふと思う。

が、

契りに誓ってそれは出来ない。

友よ、俺にどうしろって言うのか。

まだ、適わぬ夢を見続けろと、言うのか。

それとも、

***

腹が立つ。自分に

好きな人が死んで、それでもへらへら笑っていられる自分が。

人は言う。「二年も前の事だ、」と

黙れよ塵が。

それを言ったのが誰だったのかも忘れた。

本当にそんな事言った奴が居たのかも忘れた。

嗚呼、この調子で全て忘れてくれないかな。

***

許さない。

俺が俺でなくなる事を俺は許さない。

どんなに逃避しようとも強固たる俺という個は俺を逃がさない。

人は言う。「今は辛くとも時が経てば、」

もう人生の半分、否、予言された限界を通り過ぎている俺が、

その人生の一番最初に味わった物を今でも引きずる俺が、

時間なんて言う愚かな物に流されると?

莫迦な。

解決するのは時間じゃない。
自分だ。自分に自分以外の物が干渉することなど有り得ない。

他人だって其に漏れない。

全ては自分が行う事。

何せ、「世界」は自分一人のモノだからな。

内包される世界からどんな刺激を受け取ろうとも世界を変えるのは己以外にあるまい。

***

***

俺は逃げた。

自分、自分を置く世界から。

人は記憶によって生きる物。

だから、それを断ち切ってしまえば俺は俺でなくなると思っていた、らしい。

駄目だった。

何度も、何度それを繰り返しても、俺は「俺」に戻ってしまう。

何度繰り返しても同じ世界に戻る。

逃げられない。

逃げる絶対にして唯一の方法も使えない。

まだ、俺にこの世界を見せるのか、俺。

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