また。

2005年2月20日
読むな。むしろ帰れ。

***

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
夢を見た。
旧い、旧い夢だった。

夢、と言うか過去の自分を再現したような、そんな夢。

 
 
 
昔、自分は常に壊れていた。

精神的にも、肉体的にも。
肉体は生を受けた時から壊れていたし、それに合わせて心も壊れていったんだと思う。

とにかく、殺したかった。

 
 
 
自分は殺人鬼の素質を持ってると思う。
昔から人、生物に限らず、その現象、存在を殺したいと願っていたから。

物質的なモノにあまり興味を持てなかったのもその所為だろう。

あぁ、何より殺したかったのが自分。
自分を造ってる物に入ってるだけで気が狂いそうだった。

アタマの中じゃいわゆる声、実際には声などしないが。
自我の外に起因する意味が自我に流れ込んできて脳味噌を引き裂きたくなる。

体は動かす度、否、この体に存在しているだけで気が狂いそうになるほど痛い。
痛覚では無く、痛い。

耳の中で鳴る不快な音
内臓が動くだけで生じる嘔吐感
動くだけで千切れる肉
俺を阻害する声、物

俺が俺と言う体を持つだけで苦痛、俺が俺と言う自我を持つだけで苦痛。

気が狂う。
 
 

実際に狂ったんだが。

何度もその苦痛から逃れようと物理的な痛みに頼った。
掌を何度も何度も千切った。骨が見えるくらいに切り裂いた。
今でも左手にデカい穴の痕がある。

それでも傷が癒えれば再び苦痛。
とても耐えられなかった。

 
ある日、俺は俺で在る事を辞めよう、と自を絶った訳だが。
まぁ、今の俺が存在する時点で失敗。
自害は出来ない契りも交わした。

だから、自我をブチ壊す事で逃げた。

 
 
 
が、俺の辿る道は当然結果へと直結する訳で。
まぁ、何度やっても同じ。多分一生コレを続けるんじゃないかと思う。

後何年、この体と脳味噌に付き合わなければならないだろう、と思うと今すぐ死にたくなる。
 
 
でも死にたくない。矛盾。

俺は決して死にたく無い癖に死にたい。

この相反する願いを掲げ続けて何度も繰り返し、結果へとたどり着き、また原始に還る。
矢張り、俺が俺である限りコレは終わらない。

 
 
 
誰か、俺を俺で無くしてくれ、と他人に縋るが、俺に構う人間なんぞ居ない。
居る訳は無い。

俺を変えてくれる奴は皆死ぬ。

俺が真たる友と思った奴は皆死んだ。

何故なら、俺がそう思うヤツは皆死に易すぎるから。
能動的に明日を信じてられる奴を俺は信じ続けられないから。

なんて愚か。
明日が無い奴しか信じられず、それを糧に生きるなんて。
莫迦げてる。

 
 
 
嗚呼、誰か、俺を騙してくれないか。

俺が求める友は世界に存在しないのは知ってる。
だから、
 
誰でも良いから傍に居て俺を騙し続けてほしい。

莫迦な考えだ。
 
 

***

んではさようなら。
また仮面を交換します。
明日からも俺は俺っぽく振舞います。

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